当院では、医療DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進し、質の高い医療を提供するため、以下の取り組みを行っています。

当院はオンライン資格確認システムを導入しており、受診歴、薬剤情報、特定健診情報などの診療情報を取得・活用して、より安全で的確な診療を行っています。

マイナ保険証の利用を通じて、患者さんの診療情報を正確に把握し、より適切な医療の提供に努めています。受付でのご利用にご協力をお願いいたします。

当院では電子処方箋を導入しています。今後も電子カルテ情報の共有など、医療DXのさらなる活用を通じて、地域の医療連携と診療の質向上に努めてまいります。

今後も医療の質と利便性の向上に努めてまいります。

当院では、医療費の負担軽減と医療資源の有効活用のため、以下の取り組みを行っています。

当院では、入院・外来を問わず、品質・効果が同等である後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用を積極的に推進しています。処方の際には、患者さんのご希望も踏まえたうえで適切な医薬品を選択しております。

近年、医薬品の供給が不安定になる場合があります。当院では、こうした状況に適切に対応するための体制を整えており、必要に応じて医薬品の処方内容を調整いたします。

供給状況により投与薬剤が変更となる可能性があります。その際は、変更内容や理由について十分にご説明したうえで、安心して治療を受けていただけるよう努めてまいります。

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

当院では、医薬品の安定供給と適正使用を図るため、医薬品の「一般名処方」を実施しております。
一般名処方とは、医薬品の商品名ではなく、有効成分の名称（一般名）で処方する方法です。
これにより、複数の製薬会社が製造する同じ有効成分の薬剤の中から、供給状況などに応じて調剤薬局で適切なものを選ぶことが可能になります。
また、令和6年10月からは、長期収載品（後発医薬品がある先発品）を医療上の必要性がないにもかかわらず選んだ場合、選定療養の対象となり、追加費用のご負担が生じることがあります。
当院では、こうした制度の趣旨をご理解いただけるよう、必要に応じて一般名処方について丁寧にご説明し、ご希望も踏まえて適切な処方を行ってまいります。
ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

令和6年度の診療報酬改定により、長期収載品（後発医薬品がある先発医薬品）の処方や調剤に関する制度が変更されました。
この制度では、医療上の必要性がないにもかかわらず患者さまのご希望により長期収載品（先発品）を選択された場合、通常の医療費とは別に「選定療養」の費用負担が発生することとなっています。
後発医薬品（ジェネリック医薬品）は、先発品と有効成分・効き目・安全性が同等であり、医療費の軽減にもつながります。
当院では、制度の趣旨をご理解いただけるよう丁寧な説明を行った上で、処方を行ってまいります。
患者さまには、制度の趣旨と追加費用が発生する場合があることについて十分にご説明いたしますので、ご不明な点はお気軽にお尋ねください。

当院では、以下の厚生労働省の規定に基づき、医療費の内容が分かる「領収証」と、「診療報酬の算定項目が分かる明細書」を、原則として全ての患者さんに無料で交付しております。
これは、「保険医療機関及び療養担当規則」および「療養の給付等の取扱い及び担当に関する基準」ならびに令和6年3月5日付 厚生労働省通知（保発0305第11号）に基づく取り扱いです。
明細書には、診療に関する詳細な費用項目が記載されており、医療費の内訳が確認できます。
ご不要の場合は、受付にお申し出ください。
当院の取り組みは、患者さんの医療費への理解を深め、透明性の高い診療を実現するためのものです。ご理解とご協力をお願いいたします。